お客様をサポートするスタッフ
「介護サービスの向上のためにできることは何か」。 私たちは常にお客様とご家族の立場で考え、介護技術の向上や、介護の心のあり方など、日々追求しています。
サービスの提供体制
介護保険制度には「サービス提供体制強化加算」という、サービスの質が一定以上に保たれていることを公的に評価する制度があります。ニチイホームはこの評価基準に対応し、実績のあるスタッフを各ホームに配置して、お客様をサポートいたします。
サービス提供体制強化加算の評価基準 | ニチイホームの対応状況 |
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a) 介護福祉士が70%以上配置されている b) 勤続10年以上の介護福祉士が25%以上配置されている のいずれかに該当し、サービスの質の向上に資する取り組みを行なっている(基準 I) | 対応ホーム 21ホーム |
介護福祉士が60%以上配置されている(基準 II) | 対応ホーム 22ホーム |
a) 介護福祉士が50%以上配置されている b) 常勤職員の占める割合が75%以上である c)勤続7年以上の職員の割合が30%以上である のいずれかに該当する(基準 III) | 対応ホーム 18ホーム |
※2022年4月時点、ニチイホーム全75ホームのうち「入居継続支援加算(IまたはII)」を取得しているホーム等を除いた61ホームにおける実績です。人事異動に伴い対応区分が変更になる場合があります。
※ホームごとの加算対応状況及び職員配置数は、各施設詳細ページにある重要事項説明書でご確認いただけます。
スタッフの教育と研修体制
ニチイホームのスタッフは、新入社員を対象とした「フォローアップ研修」から、経験を積んだスタッフを対象にヒューマンスキルの向上を目的とした「階層別研修」、更なる介護サービスの向上を目指す「技術向上研修」など、段階別の研修を定期的に行い、介護技術の向上に努めています。
介護スタッフの半数以上が介護福祉士(国家資格)
基本となる介護職員初任者研修(旧:ホームヘルパー2級)は原則全スタッフが修了。更に国家資格である「介護福祉士」の取得を推進しており、介護スタッフの半数以上が取得しています。国家資格である介護福祉士になることで、介護の知識と技術の向上に加えてプロ意識も高め、日々のお客様への介護サービス品質の向上へ繋げる事を目標としています。
配置人数 | 1,097人 ※2022年4月1日現在 |
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介護予防運動指導員を各ホームに配置
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの介護予防プログラムを学び認定を受けた、いわば介護予防運動のエキスパートである介護予防運動指導員を原則各ホームに配置し、日々の生活の中で介護予防運動を推進し、お客様の身体機能の維持・向上に取り組んでいます。また、介護予防主任運動指導員を中心とした自社養成体制を確立し、介護予防運動指導員の更なる増員を進めています。
配置人数 | 379人 ※2022年4月1日現在 |
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認定特定行為業務従事者の育成
従来は看護師にしか認められていなかった痰の吸引行為ですが、2012年4月より登録特定行為事業者として登録された施設かつ、都道府県から認定特定行為業務従事者認定証を交付された介護スタッフであれば行えるようになっています。これにより、介護スタッフと看護スタッフの協力体制が強化され、より柔軟な対応が可能になりました。
現在ニチイケアパレスは、「喀痰吸引等研修」の登録研修機関となっており、指導看護師による自社養成体制を確立し、対応ホームとスタッフを順次拡大しています。
配置人数 | 155人 ※2022年4月1日現在 |
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認知症ケアは正しい知識と理解から
ニチイホームでは、認知症ケアに対する高度な知識と技術、そして倫理観を有すると認められた「認知症ケア専門士」の資格を保有するスタッフの増員を進め、認知症ケアの一層の充実を図っています。
配置人数 | 61人 ※2022年4月1日現在 |
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また、ニチイホームには「認知症サポーター」が多く在籍しています。「認知症サポーター」とは、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者のことで、地域包括支援センターなどが中心となって各地域で養成講座が行われています。ニチイホームを会場として講座が開催されることもあります。
全スタッフの共通目標"プラチナ介護職"
ニチイホームでは、「介護福祉士(国家資格)」「介護予防運動指導員」「終末期ケア専門士※1」「認知症ケア専門士」の全てを修得し、経験・技能・知識を有した介護のプロフェショナルのことを、独自に「プラチナ介護職」と定義し、全スタッフの共通目標として推進しています。
介護事例を全ホーム間で共有
社会の動向に即した高品質な介護サービスの提供、現場レベルでのマネジメント力の醸成を目的に、介護現場における様々な課題についての研究・発表を行っています。