お知らせ【ニチイホームの取り組み②】ホームの個性を活かすリフォーム
2020年12月01日
人が年輪を重ねていくように、ホームもまた長い運営の歴史の中で独自の個性を発展させていきます。ニチイケアパレスでは、介護付きホーム（介護付有料老人ホーム）のリフォームを精力的に進めていますが、今回はその中から「ホームの個性を活かすリフォーム」の一例をご紹介します。
2020年12月、またひとつニチイホームが生まれ変わりました。三つの丸い窓が特徴的な、ニチイホーム石神井台です。2006年のオープン以来、理学療法士（PT）によるリハビリに力を入れたホームとして、地域の皆様に親しまれてまいりました。現在も機能訓練（リハビリ）を軸に、お客様の「⼀番したいこと」の実現を⽬標としたサポートを提供しています。今回のリフォームでは、パブリックスペース（共用施設）を一新し、より快適な空間を作り出すことに加えて、さらにもうひとつ、このホームの特長をより輝かせるための改修が行われました。
印象が大きく変わったエントランス。
受付はお客様やご家族様に開かれた窓。お気軽にお声をかけていただけるように、しっとりしたナチュラルなイメージでまとめられています。
玄関のすぐ近くには、手洗い・うがいコーナーが新設されました。
リビング&ダイニングも、ナチュラルテイストを意識したへリンボーン柄の木目調の床材を採用。落ち着いた佇まいを演出しています。
そして、リハビリに強いホームの特長を活かし、お客様により充実した機能訓練が提供できるよう新たに設けられたのが、この「機能訓練室」です。
ホーム1階に設置された機能訓練室は、居室2つ分のゆとりある広さ。
扉は気軽に中をご覧いただけるように、ガラス部分を大きく取っています。印象的な明るいグリーンに塗られているのはバリアフリーの発想に基づくもので、色調はリハビリスタッフの意見を取り入れて決定されました。親しみやすく、また「ここは機能訓練をするところである」ということを、認知症のお客様や視力の弱い方が認識しやすいように配慮されています。行き届いた機能訓練室で、より安全に、よりモチベーション高くリハビリを行っていただけるようになりました。
人と同様、ホームの個性もまた、ホームの力だけで発展させることはできません。それは社会のニーズに磨かれ、地域の支持の中で育まれていくものです。その意味で「ホームの個性を活かすリフォーム」は、ホームを支えてくださる地域社会への答礼であり、またこれからも地域の皆様に貢献していくことの決意表明でもある、といえるかもしれません。
※ニチイホーム石神井台の詳細はこちら。
ニチイホームのリフォーム計画は、現在も引き続き進行中。このホームページでは、これからも施設リフォームの最新情報を皆様にお伝えしてまいります。
